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声優としての佐久間大介~『白蛇:縁起』を観て~

先日、中国アニメーション映画『白蛇:縁起』を観てきました。最近だと『羅小黒戦記』が日本でもヒットして話題になりましたが、この『白蛇:縁起』は主演声優を務めるのがジャニーズグループのSnow Manのメンバー、佐久間大介さんだということで公開前からかなり話題になっていました。

何を隠そう、私自身佐久間くんのファンであり、佐久間くんが主演ということで死ぬほど遠い映画館までかなり無理をして観に行きました。

このブログは、そこで観て思った「声優としての佐久間大介」についての評価と分析、後半はオタクのラブレターという展開で行こうと思います。演技がどんなもんだったか知りたいだけの人は前半だけ読んでください!一応私は数年前まで思いっきりアニメ主軸の声優オタクをやっていたのでそこそこ厳しめの評価です。

 

ジャニーズに声優やらせんなよ!と思っている方、映画は気になるけど主演の演技が大丈夫か心配で観に行く気が起きないなあ……と思っている方のお役に立てれば幸いです。

※先に言っておくと、褒め言葉だけじゃないです。ここはいまいち……みたいなことも言っています。

※なるべく客観的評価をしたつもりですが、言っても佐久間担なので偏ってたらすいません。推し声優は神谷浩史内山昂輝です。

※ネタバレなしの構成にしたつもりですが、予告編と事前のインタビュー記事、舞台挨拶の内容は含んでいます!先に予告編を見てくれよな!若干内容に触れざるを得なかった部分があるので、ネタバレ全く踏みたくない方は読まないことをおすすめします!

※あくまで佐久間大介さんの演技の話をしています!作品の考察や他のキャストさんの話はほぼないかな!

 

 

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佐久間くんの演技についての率直な感想


まず個人的な評価から。五段階評価で言うとこんな感じ。
発声★★★★★
キャラとの一致★★★★☆
滑舌★★★☆☆
演技★★★★☆

こんな感じ。高すぎんだろ!とか低すぎんだろ!とか思う方もいると思います。あくまで個人的な感覚なのでご容赦を。

全体的には良かったと思います。いわゆる「ゲスト声優」で煙たがられるタイプにありがちな批判(棒読み・キャラに声があっていない・滑舌が悪すぎる・演技が浮いているなど)は来ないはず。

一項目ずつ解説していきます。

発声

まず発声について。元々佐久間くんはめちゃくちゃに発声がよく、良すぎてSnow ManYouTubeだとほかのメンバーの声のボリュームに合わせていると佐久間くんの声のデカさで耳がやられることもしばしば。「俺いつも腹式で喋ってるからw(本人談)」とのことだけあって、アウトデラックスに出ていた時もマツコ・デラックスさんに「発声がヤバい」と言われていたし、以前アイドル雑誌POTATOで梶裕貴さんと対談していた時も「いつもその発声で話してらっしゃるんですか!?」と言われていました。現役有名声優にそれを言われるアイドルどんだけ〜!今回あやねる(佐倉綾音さん)にも言われてましたね。てかみんなに言われてんのかな?確かに私も初めてSnow Manのバラエティ系のYouTube見た時に度肝を抜かれました。それまで声優のオタクをやっていた私が、「この発声は声優のやつじゃねえか?」と思ったくらい。デカいし通るしあと元々声がいいですね。これは好みによりますが。発声については文句なし。

キャラクターに合っているか

次、キャラとの一致率。キャラデザの話をすると、映画館のでかいスクリーンで見て初めて思ったのが、せ、宣……おヒゲ生えてる……!でした。(そこ?)日本の方だと宣のことを「少年」と紹介している媒体が多かったけれど、私の想定している少年よりちょっと大人に見えた(多分時代背景とか文化の影響もあって)。そこから考えるとすこーし声が高いかもしれません。低めに作ってた時の声(上のプロモ映像の「だから待ってて」のあたりとか)の方がハマっていた感じはあります。中国版の方は佐久間くんより声が低いように感じました。でも骨格的に違和感があるという程ではなかった。ここで微妙に減点していますが減点するほどでもないようなうーん(迷い)。
キャラデザ以外、つまり内面的な部分は結構ハマっていたなと思います。
私が『白蛇:縁起』を見て感じた宣という人物の特徴を列挙するとこんな感じ。
・お人好し(優しい)
・自由に生きたいという気持ちがある
・頭がいい(医者志望・緊迫した場面でも自分の知識を使って突破口を見つける)
・好きなものに対して正直
・やや達観したような、厭世的な雰囲気がある
・いつも一生懸命
頭がいい以外佐久間くんやん……!(クソ失礼)

※ここからただの評価が見たい方には余計なことを言ってるので一応色変えてあります。

特に私が言及したいのが、最後のやや達観したような、厭世的な雰囲気があるのところといつも一生懸命なところ。
佐久間くんといえば、元気いっぱい明るいアニメオタク!というパブリックイメージだけれど、佐久間くんはそもそも結構人見知りで人と話すことが苦手でした。幼い頃は小さなことで気持ちが落ち込んで、「何が嫌なの?」と聞かれても、どうせ言ったってわかってもらえないからと何も言わないような子でした。そんな佐久間くんは元気でポジティブを売りにしていても、少し陰を感じさせるところがあります。先日発売のCanCamのインタビューでこんなことを言っていました。「(前略)人生は一度きりだから、ツラくてもどこかに楽しみを見つけられたら、これツラくなくなるんじゃない?って思ったんですよね。」何かを思い出しませんか。そう、宣の台詞。「忘れた方がいいこともあるさ。素敵なことだけ覚えておけばいい。」
佐久間くんやん……!
すいませんふざけました。

宣の魅力として、辛いことも苦しいこともあるけれど、それでも前を向いていきている健気さがあるように思います。宣はただ後先考えてないから白のために頑張っているのではなくて、色々なことをわかった上で、それでも白と一緒にいることを選んだんだろうなと。

そしていつも一生懸命な部分は直接的じゃないけど色んなところに現れていた気がします。佐久間くんはアフレコ前も自宅のウォークインクローゼットの中で練習をして、本番前に三森さんと二人で練習日を設けたそうです。もちろん頑張ったからと言ってそれが演技と直接結びつく訳じゃないけれど、そういう必死さ、分からないことが多くても必死にしがみつくやり方は宣と境遇が被る部分も多いなと思います。それが声に現れて説得力を持たせていたように感じました。

滑舌

あとは、滑舌。5段階で3の評価をつけましたが、これは気になるほど悪いわけではないです。正直新人の声優さんレベルだとしたら全然ありなくらい。ただ、ほかのキャストの方々が超有名な方々だったのでところどころ滑舌の甘さが目立ったかな?という印象。
これには作品が吹き替えだったことも起因しているのかもしれません。アニメでも実写でもそうだけれど、口のパクというのは基本的に作った国のものに合わせて作られているので、吹き替えになると口のパクが話していることと合うことはあまりないです。多くの人は基本的に音でも言葉を拾っているけれど、無意識に口の動きで何を言っているのか理解しているところがあるため、音だけ聞くと何を言っているのか途端にわからなくなることがあります。これが、ドラマ俳優が声優をやると途端に聞きづらくなる要因のひとつですね。そのため、吹き替えは口の動きに頼らず音のみで何を言っているのか分からせなければならないところがあります。日本のアニメのアフレコに比べるとやや技術が求められるところ。
ただ、佐久間くん自体元から滑舌はいい方だし、滑舌というものは訓練次第でかなり良くなるものなので今後はどんどん良くなっていくのではないかと思います。特にサ行ナ行タ行ラ行を訓練すれば格段に良くなるだろうなと期待しています。

演技力


最後に演技力。これはぶっちゃけラスト・ホールド!*1とかPiece*2とか滝沢歌舞伎を観ていたので安心感がありました。元々舞台が長かったのもあるし、演技はうまい。なんなら舞台の方からアニメの声優になる方も多いので、ドラマ慣れしている俳優さんよりむしろやりやすいのでは?と思ったり。全体的に安定感のある演技でとっても安心して観ることができました。ただ、佐久間くんの今までやってきたことや得意なこととは違うものも今回は求められたのかもしれないとも思いました。


ここで突然話が脱線する上に別の人間の話をして申し訳ないんですが、私は掛け持ちオタクでもう一人の担当は嵐の二宮和也です。言わずもがな、ジャニーズの中では演技で売っている一人。
佐久間くんとにのみやさんの共通点をビジュアル以外で無理やり絞り出すと「表現力」かな〜と思います。ただ、表現の仕方はまるで違うな、とも思います。
これは私が勝手に名付けたものなので多分調べても出てこないのですが、個人的ににのみやさんは「短距離型表現力」、佐久間くんは「長距離型表現力」のように感じます。意味わからないです?ですよね。説明します。
個人的ににのみやさんの表現力のすごいところ、良いところというのは細部に宿ると感じます。たとえば、なにか雑談をしながら手を動かす仕草、ご飯を食べている時の姿勢、まばたきの速度や目の動き。そういったさり気ない部分にハッと飲み込まれるような魅力がある。テレビドラマや映画だと非常に印象深いでしょう。
翻って佐久間くんの表現力は遠くに突き抜けるようなパワーを感じます。これはものすごく感覚的な話なのですが、特に踊っている時の佐久間くんからはクソデカフォントで「楽しいー!!!」と発せられている気がしてなりません。離れた場所から見ているはずなのに、客席やカメラにまで彼の喜怒哀楽がものすごい質量を持って届けられる。

どっちがいいとか悪いとかではなく、あとにのみやさんがステージ映えしないとか佐久間くんが細かいところの演技が下手だとか言うつもりでもなく、多分こういうところが得意なんだろうなーという話です。

これを踏まえて佐久間くんの演技を振り返ると、私は序盤の演技にまだぎこちなさというか慣れなさを感じます。後半は全く違和感なく、なんなら途中から佐久間くんが演じていることを完全に忘れていたくらい没頭できたのですが、それは前半が比較的声を張らず穏やかに話すパートが多く、後半が展開的にも緊迫したものが多くテンションが高い状態がずっと続いたからだと推察します。恐らく佐久間くんは遠くへ飛ばすような演技や高いテンションをキープする演技は得意だけれど、近距離で日常的に話すようなパートが少し苦手なのかな?と思います。日常的に話すとは言ってもいわゆる日常とは違って、声優としてお芝居をしながら役として「日常らしく」話すということなので。
(ここで言うテンションとは緊張感の意味であって、必ずしもハッピーで元気な状態は指しません。予告にもあった「必ず方法を見つけてまた帰ってくる。だから待ってて」のシーンは、大声を出しているわけじゃないけど緊張感が声だけでも感じられたかと思います。)
よってここは若干減点対象になりました。あと、声の圧を強めて子音の発音が強くなるからか分からないですが後半の声を張るパートはあまり滑舌も気にならなかったです。もし、前半がアフレコ序盤で後半がアフレコ後半だったとしたら、佐久間くんこの短時間で猛烈に進化しているということになりますね。恐ろしい男……!

まとめ

まあざっとこんな感じで評価しました。ただ、ここで分かって欲しいのはこれが「声優として」評価したらこれくらい、というものだということです。ぶっちゃけ「ジャニーズにしては」「ゲストにしては」という枕詞をつけたら文句なくめちゃくちゃ上手いレベルだと思います。ただ、佐久間くんはそれを望んでいないように思ったのでこんな感じで厳しくつけさせていただきました。佐久間くんは、「いい評価も悪い評価も聞きたい」みたいなことを言っていた気がするし(うろ覚えでごめん)、自分の演技についても今思うともっとやれたと思うところはたくさんあったみたいなことを言っていました。多分私が指摘したようなことは既に佐久間くんはわかっている気がします。

「ジャニーズ」という看板がどれだけの重みか、それがアニメや声優さんを愛する人にとってどういう印象を与えるのか、きっと佐久間くんはわかっています。だからこそ、舞台挨拶でも一度も「Snow Man佐久間大介です」と言わなかったのではないでしょうか。きっとこれからジャニーズという看板が彼を苦しめることもあるでしょう。それでも彼が「ひとりの声優として」頑張りたいと言うのなら、私は彼を「ひとりの声優として」評価したいと思いました。


いつか、佐久間くんが言っていたみたいに「この声優さん誰!?え!ジャニーズなの!?」って言ってもらえるといいね。

 

 

以降は蛇足なので読みたい人だけ読んでください。佐久間担のなげえ感慨だよ!

 

 

 

 

 

何故ここまで評価されたのか


今回私はライブビューイングで舞台挨拶の二部を観たのだが、こちらがビックリするくらい共演者の方が佐久間くんを褒めてくれていた。Twitterで感想を見ても、佐久間くんの演技に好意的な感想が多くてびっくりした。
あの杉田さんがあんっなにニコニコして、あんっなにベタ褒めしてくれてるの私は初めて見た。うそぉって思うくらい。三森さんとは雑誌で一緒にたくさんインタビューを受けていたけれど、もうめちゃくちゃ可愛がってくれてるんだろうなと思ったし、佐久間くんの演技を褒めてくれてオタクはニヤニヤが止まらなかった。あやねるの「バチくそ上手いが誰!?と思った」のオタク構文褒めには思わずジャニオタもニッコリ。
でも、なんでこんなに褒められたんだろう?とも思う。疑心暗鬼オタクなので。
確かにゲストとしてはかなり上手かったけれど(さっき言ったことの舌の根も乾かぬうちにこういう言い方してごめんね)、百戦錬磨でものすごい声優さんたちといっぱい共演してきた人々がなんでこんなに口を揃えて褒めるんだろう?

 多分それは、佐久間くんがものすごく、「声優として」頑張ろうとしていたからだと思う。

声優オタクをやっていた頃、正直私もゲスト声優という存在は苦手だった。正直来ないでくれと思ったこともあった。声優さん達の練られた演技の中に、特に訓練を受けたわけでもなく、オーディションを通過したわけでもない人がいきなり入ってきて作品のクオリティが下がるのがイヤだった。

多分それは声優さん達も多少感じていたりしたんじゃないだろうか。もちろんとってもうまいゲストさんもいるし、皆大好きジブリなんかは声優を使わないことで有名なので一概には言えない。でも、人間慣れていないことをやれと言われてそうすぐ出来ないことの方が多い。多分ゲスト声優さんでも、初めてやるアフレコのやり方に慣れるのにいっぱいいっぱいで細かい演技のことまでできないとか、特に詳しく内容を知らないままこの台詞を言ってと言われて言うだけとか、そういう人も多いんじゃないだろうか。

そうなったら、長い訓練や下積みやオーディションを乗り越え、台本を読み込んで他の演者さんと掛け合って演技をする声優さんと温度差がでるのは当然のことだ。

しかし、今回私は佐久間くんと他の声優さんの間にそのような温度差を感じたことは一度もなかった。多分、佐久間くんがお客様気分でなく一人の演者として、「宣」という人物を表現するにはどうしたら良いかということを考えていたからだろう。教えてもらうのを待つのではなく、自分が作品を作る一人になるのだという強い覚悟と責任感が事前インタビューからもうかがえた。多分発声とか滑舌とか、ドラマのお芝居とは違ってここをこうするんですよ~みたいな指導はあまりされなかったのではないかな。最初から同じ土俵に上がる準備をしていた。

だからこそ、他の声優さんも「共演者」として受け入れてくれたのではないだろうか。

 

佐倉「ちゃんとやることをやっているからこそ受け入れられるみたいなところありますよね」

杉田「(前略)そして、佐久間大介さんは気を遣うゲスト声優ではなく、“共演者”です。これはもう自信を持って言えます。(後略)」

*3

舞台挨拶で杉田さんが、「若手の声優に演技について相談されることがあって、一度佐久間くんの芝居を見てみろ、と。俺はこの業界椅子取りゲームとは思っていないけれど、彼の演技にハッとすることものが必ずあるぞと言っている」と言ってくださっていたけれど、多分この言葉も佐久間くんの本気度と頑張りを見ていたからだと思う。(ちなみに私はこのコメントを聞いた瞬間泣きそうになった。そして涙目の佐久間くんを見て泣いた)(どうでも良い報告)

 

技術的なことだけじゃなくて、どうしたらこの登場人物をもっと良くできるか?とかどうやったらこの台詞が届くんだろうとか、そういう泥臭いまでの役に向き合う真摯さ。自分のスタンスを守る余裕なんてない(そもそも守るもんがない)という強さを杉田さんはこのコメントで評価してくれたのかな。声優に限らず長くやっている事っていかに小手先でマンネリを打破するかみたいなことに頭がいきがちだけれど、そういうときに初心に返るという意味では確かに佐久間くんの演技は効くかもしれない。(めちゃくちゃ上から目線ですが別に業界関係者とかじゃないです偉そうなこと言ってごめんなさいね!!!)

そして、さっきも触れたことの焼き直しになって申し訳ないが、佐久間くんは本当にこのお仕事に責任感を持って、誇りを持って、一生懸命取り組んだんだろうなと思う。

大好きなアニメと、大好きな声優さんの中に自分が肩を並べて「共演者」として立つこと。自分次第で作品の評価が変わってくること。それを覚悟して本気でやった。ものすごく一生懸命やった。

そういう声だった。

宣は、特にすごい力を持っているわけでもないしヒーローとしては地味だ。でも、誰よりも優しくて誰よりも一生懸命だった。だからきっと白は宣のことを好きになったのだろう。

 

佐久間くん、良い役をもらったね。これ以上今の佐久間くんにぴったりな役はないと思うよ。本当に、ファンとしてもありがたいことです。

 

 佐久間大介のファンとして

私は佐久間大介さんの笑顔がきっかけで興味を持ち、ダンスがきっかけで好きになった。アニメオタクな面も好きだったけれど、なんだか半笑いで見ていた気がする。言っても趣味でしょと思っていた。

それを今、猛烈に反省している。

引っ込み思案で大人しかった佐久間くんに、表現する場を与えてくれたのがダンスだった。アニメにたくさん勇気と笑顔をもらって、初めて自分から話しかけた先輩が宮田くんだった。Snow Manのために引っ込み思案な自分を変えようと思った。

佐久間くんは、好きなことのためなら何でもできる。

今の佐久間くんがいるのはきっと、ダンスとアニメとSnow Manのおかげなんだろうな。私が大好きな佐久間くんの笑顔は、きっとそんな大好きなものたちと佐久間くんの周りの数え切れないほどの人たちのおかげなんだろう。

私が思っていたよりもずっとずっと、佐久間くんはアニメに救われていたし、アニメに本気だった。それを知ることが出来て本当に良かった。ありがとう。


最後に

映画のエンドロールは呆然としながら観ていた。物語に飲み込まれて頭がまだこっちに帰ってきていないような感じだった。そんな中で、最後の最後にSnow Manの縁 -YUÁN-が流れて、その瞬間涙が止まらなくなった。なぜそのタイミングで泣いたのか、自分でもよく分からない。

映画が終わって、横を見たら一緒に来た友達が号泣していた。べそべそ泣きながら私は彼女に「佐久間くんを誇りに思う」と言った。勝手に口から出てきた言葉だけれど、これが全てだなあと思う。

 

 

 

 

 

 

佐久間くん、何度も言うけど本当におめでとう。十年越しの夢が叶ったこと、いちファンとしてもとても嬉しいです。これから「ジャニーズ事務所」の名前に苦しむこともきっとあるだろうけれど、それも分かった上できっとあなたは進んでいくんだろうなと思います。佐久間くんはとんでもなく努力家で、いつでも好きなことに一生懸命な私の大好きなアイドルです。いつか、「好きなアイドル」だけじゃなくて「好きな声優」にも佐久間大介の名前を挙げられたら良いな。

体に気をつけて、いっぱい寝ていっぱい食べてゆっくりお風呂に入って、大好きなものと大好きな人たちに囲まれていっぱい幸せになってください。大好きです。

*1:2018年公開。A.B.C-Z塚田僚一主演のボルダリング部を舞台にした青春映画。

*2:2012年放送。中山優馬主演のドラマ。佐久間は第10話に出演している。時系列が行ったり来たりするので説明しにくいんだけど昔主人公をいじめていた役で、めっちゃ怖い演技をしている。ガチで怖い。話もなかなかあれだけどおすすめです。

*3:

news.yahoo.co.jp